Moran  2009.12.02 渋谷O-WEST 『Freeze』LIVE REPORT


Moran全国TOUR「Freeze」ファイナル。

ツアータイトルが表す通り、2年の歩みを進めてきた彼ら自身の時間は
今日その歩みを一時止め、静かに凍てつく事となった。

眼前に広がるこの渋谷O-WESTのステージで彼らは何を見るのか。
そしてその先にどんな想いを馳せるのか。



2007年12月の結成から2年。

こうして文字にするとなんとも呆気なく聞こえてしまうかもしれないが、
この2年間の密度の濃さは筆舌に尽くし難いものであった。
そしてその日々の積み重ねの後、
全ての流れの向かう方向に素直に従った結果の活動休止―


とはいえ、彼らに葛藤が無かった訳が無い。


活動休止を念頭に置いた状態で敢行された夏のツアー。
最高の作品をという意思と同時に4人での最後の作品として製作された『Heroine』。

数々のトラブルに見舞われ、ぬかるむ足場を確かめながら
それでも確実に歩みを進めてきた日々の答えを、
そして自ら導き出した活動休止という道を、
彼ら自身も今日この場所で共に探し、受け入れようとしている。




足を踏み入れた開演前の会場で浮かんできたのは、緊張と少しの不安、
そしてこのような日にも抑えきれないステージへの期待感だった。

あらゆる感情が渦巻く中、会場はゆっくりと暗転。
薄幕に浮かびあがった幾何学模様に4人のシルエットが映し出され、
Hitomiの口から歌声が零れ始める。

まだ表情の読み取れない薄明かりの中、
穏やかにこの夜の幕を開けたのは彼らの1stシングル1曲目でもあった『Element』。
柔らかに響く音は緊張感をもゆっくりと絡め取っていく。


「ツアーファイナル『Freeze』、始めようか」


薄幕が落とされ、初めて見えたその目には全てを射抜く強い光。会場を見据えたHitomiが声高に叫び、
続いたのは『マニキュア』、そして『ハーメルン』。弾ける様に音に反応し、叫ぶオーディエンス。


…彼らのライブは自己コントロールを麻痺させる何かがある。
劈くノイズに煽られるうち、知らず彼らの温度に触発され、気付けば枯れはてる程に熱を放出してしまうのだ。
そしてその熱は波紋のように広がり、徐々に会場の温度を上昇させていく。




…サボテンって誰も触らないじゃない?自分の身を守る為に一生懸命棘を作って、
でも、花は咲くんだよ。
自分の身を必死で守りながら、でも誰かに寄って欲しい、
見て欲しいって想いを本当は抱えてるんじゃないかって思うんだ。」


広がるような円を描くスクリーンとさざめく光が重なり始まった『カクタス亜科』。
優しい音で紡ぐ言葉は、触れた物全てを凍らせながらそれでも温もりと愛を求めて彷徨う、
彼らが自身のバンド名として掲げたモランという生き物の姿にどこか重なって聴こえる。


穏やかに奏でられる音に相反する、悲しい言葉とほの暗さ。
心地よさの中、しかし確実にどこかで感じる違和感が胸の内側に傷をつける。
それはともすれば不快感にもなりうるはずなのに、よりその違和感を欲してしまうのは何故なのか。


冷たさと熱さが共存する、捕らえどころの無い距離感に翻弄されたまま、
ライヴは『寡黙の夕べ』、そして燃え上がる炎に照らされた『rub』、
『人間の人間による人間の為の恋路』で後半へと雪崩れ込んでいく。






「1人1人が最高の景色の欠片になって、
俺の胸の中に残ってください」


ほのぼのとした雰囲気のMCの中、
急遽アコースティックver.という形で演奏されたのは、
初期から演奏されてきた楽曲でもある『目下の泥濘』。
先程見せた激しさとは対照的に、包み込むような柔らかさを見せる。

一見無秩序に散りばめられた色が重なり合い
1つの作品を完成させるかのようなその感覚は、
そのままMoranというバンドが持つ音楽性、そしてライブに象徴されている。

それを証明するかのように、続いた『Lost sheep』で覗かせたのは、
一転、行き場を持て余すような不安感。
淡々としたリズムが呼び起こす不穏な空気に苛まれるうち、
天地左右も解らなくなるような不可思議な感覚に飲み込まれる。




「無様だから美しいんだ」


混乱した頭を醒ますかのようなHitomiの咆哮に続いて演奏されたのは『LOSER’S THEATER』。
直線的な声と刺さるギター、1打ごとに弾ちぬくようなスネアの音。

曲中上がったZillの叫びも、その気迫と同じく自然に漏れ出してきたものだったのだろう。
全員がドラムを中心に向かい合い目線を交わす。
絶妙な緊張感と衝動に突き動かされるまま、流れるようにライブは進んでいく。

立ち上がるCO2の柱に煽られ走り出した本編ラストの『Stage gazer』。
ひたすらに、全てと向き合うように不乱に演奏する4人の姿に走り抜けた2年という月日の記憶が、
ステージ上に揺らめく靄と重なるように脳裏に浮かんでは消えてゆく。

しっかりと会場を見つめながら、確かめるように歌うHitomi。
休止前最後のインタビューで「みんなの中にしっかり残るライブを作りたい」と語っていた
彼の言葉を不意に思い出した。


アンコールでは今日のステージに抱いた決意とオーディエンスへの想いを語り、
速速ver.での『sea of finger』、そして前半で演奏された『マニキュア』をここで再び演奏。





「ここでくたばりたいんだ、愛しいお前達の全てをくれよ


激しい感情の全てを叫び始まった『今夜、月の無い海岸で』。
打ち寄せる波に誘われるように、踊るように深いところへ。


そして打ち寄せる波は『party monster』のイントロが流れ出す頃、
いつしか光の波へと変わっていた。
夢と錯覚してしまうほど、あまりに幻想的な光景。


この場所に集まった1人1人の抱く感情が、光が、集まって渦を作る。
そして入り混じる様々な感情の波に比例するかのように、
激しさを増す音はラストに向かって加速していく。











「大切なことなんて俺にとってちょっとしかないんだ。
だから大切な事を歌にこめるようにしてる

君達の名前、命。俺にとって、とっても大事なんだよ。
例えば笑顔もそうだし、泣き顔もそうなんだ。
メンバーも凄い大事。普段照れくさいから言わないけど。

俺は自分自身もメンバー1人1人も凄い大事だし、
君達がくれる声や視線、指、景色が凄く大事で愛しくて、
それだけで生まれてきてラッキーだなって思うんだよ。本当に。


俺は本当にラッキーだよ。
歌いたい事があるからさ。

キミがこの世に産み落とされた命、心、
それがとても愛しくて仕方ないんだ。


最後この曲に君達の名前を精一杯込めるから、
ちゃんと聞いててよ。


強く、叫ぶから。





愛しいHolic達へ。」





止まぬ声に招かれた3度目のアンコール、
客席の全てをゆっくりと見渡しながら素直な感情を
湧き上がるまま話したHitomiが、
そしてVelo、Zill、Soanが見たのはどんな景色だったのだろう。


最後の最後を飾ったのは『同じ闇の中で』。
張りつめる空気の中、響く声に会場中が耳を澄ませ、
叫ぶように、時に語りかけるように歌うHitomiの声に柔らかな音色が重なっていく。



涙も、言葉にならない想いも―

この日この会場の全ての人に浮かんだ感情は、
それがマイナスでもプラスのものでも、そのものが即ち彼らへの愛であったと思う。
そしてその全てをやがて氷が溶け出すその日まで、
今日この瞬間のままで凍りつかせて。


先のことなど誰も解らない。

だけど、例え時が経っても、遠く離れていても、
彼らと私達が共有したこの時間はこれからも近くにあり続ける。
そして彼らとともに積み重ねたこの日々の先に、
それぞれの未来がつながっている。


時間は流れ続ける。普遍のものなど世の中に有りはしない。
それでも目を閉じ、闇に身を委ねて耳を澄ませば、
彼らの音も、声も、温度も、全てはそのままにそこにある。


闇の中で、いつでも会える。

そして凍りつけた今日この日の記憶は、
いつまでも私達の背中を押し続けてくれる。




「繋がってる、どこまでもキミがいる場所に。その手に繋がってるから。」





【2009.12.02 Shibuya O-WEST 『Freeze』 Set list】

1.Element
2.マニキュア
3.ハーメルン
4.在り方

-MC-

5.カクタス亜科
6.君のいた五線譜
7.寡黙の夕べ
8.Helpless
9.Silent whisper
10.rub
11.人間の人間による人間の為の恋路

-MC-

12.目下の泥濘
13.Flower Bed
14.Lost sheep

-MC-

15.LOSERS' THEATER
16.Sea of fingers

-MC-

17.Stage gazer

en1.

18.Sea of fingers(高速ver.)
19.マニキュア
20.今夜、月の無い海岸で

en2.

21.Silent whisper
22.Stage gazer
23.Party Monster

en3.

24.同じ闇の中で








第17回 (2009.12up)

満身創痍とはこの事だろう
ツアーも終盤戦 11月はほぼと言う程に自宅にいる日が少ない


KRAPSHALLでの終演後 独り銭湯へ
頭上には雪 露天風呂 五臓六腑に染み渡るとはこの事だろう

体にはだるさという悪魔が棲みついているが 頭は澱みも無く澄み渡っている
こんなにも長く外にいると自宅に戻った時の違和感たら、もう

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最近は楽器に対する執着みたいなものがどんどん削ぎ落とされ
興を失ってきてしまった

ギターなんてもはやなんでもいい

どこのメーカーでも

どんなアンプでも

ただ音が出るだけで
ギタリストらしからぬ発言だが仕方がない
良いのか悪いのか やっぱり楽器はその人そのままが音に出てしまう
されどそれが自然な事だ 

それを受け入れた人物の音や演奏程 説得力が違う

偽物には興味ない

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このツアーを終える日がもうすぐやってくる

それは決して曲げられる事ではないけれど

それはきっと素敵な一日であることを確信してるんだ

何かで目の前を覆う闇がきても 時間は流れ続けるけど

同じ闇の中で 最高の景色 見れることを願って







第16回 (2009.11up)

代償は掌


ろくに生まれてこない曲作りにも少し休みが必要だと思い

少年時代にかじりつくような視線と耳を向けていたバンドのCDを一晩中聞いていた

今とは少し違う耳の澄ませ方

こうやって聞く事なんてしばらくなかったなんて回想しながら珈琲を飲んでいる


あの頃の少年のそれはどこかに消えたのか

それとも何かに形を変えたのか

一度でも愛してしまったもの、人。それはいかなる変化が生じても

嫌いにはどうやってもなれないはずなのに いまはよくわからない

大切な人達との関わりや優しさ

その事実を忘れては生きてはいけない

病気も早く克服してまた0から1になれるように

養生しないといけないな


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そういえば近頃ドライカレーを制作する事に凝ってはいないが 挑戦している

市販の粉末、液体スープをご飯 玉葱 挽肉 と炒めるだけ…

料理なんて愛があれば…なんて戯れ言は言わないが

市販のドライカレーは甘く感じる為 カレー粉を適量削り胡椒と共に入れてみたところ

大変美味。あっぱれ。

ポジティブシンキングなら

俺の舌にはエンゼル係数を下げる力がある


うーん…


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このコラムも12月をもって最後の更新になりますが

今まで読んでくれた感想や応援の言葉、とても感謝しております


また逢う日まで



第15回 (2009.10up)

東へ上る緑色の車輪が 痩せこけた憂鬱を運んでいる

手を振る光を曇る窓から見つめていても

なにもかもは透明になる

窓をなぞる指の跡は時が経てば消えてしまうから

また透明になる


何日か前から録音削除の繰り返しの日々

誰に触れる目的も無い音楽なんてつまらないね

まあその内聴かせられたら良いなと


そういえば

Mewの新譜は複雑すぎるのに心地良い

MUSEの新譜も歌も演奏もCOOL

Copelandの「薬の木の下で」も素敵にドリーミーでした

天才奇才盛りだくさんですね


大きな音に埋もれたい

JAZZMASTERと共に







第14回 (2009.09up)

マイコーりょうがとても気になります


ツアーも終了し、そろそろまた色々整理しなくては。
まずMacの溜まったデータをゴミ箱を捨てる所から始まる。
そうした後 ツアー先での荷物から洗濯物を纏める(隅に集める事)

もかく整理した気になり、猫と遊んだ何時間か後
何も整理できてないことが本当の意味で発覚する為
大変無駄な時間の過ごし方を1日はしてしまっている。
いかんね。

書きたい事も今はそこまでないので今回はツアーを振り返ろう
今回ベリーロングです


7月31日
大阪MUSE(浪速が大変)
相変わらずここでの機材搬入は もれなく特典として汗がついてくる
リハーサル無しのイベントだったので戸惑いもあったが楽しかった


8月3日
東京帰郷
渋谷Duo(渋谷が大変)
Duoは俺も好きなMr「ジャミロクワイ」のProduceしているイベントスペースらしい
少しキネマ倶楽部と構造が似ていて雰囲気素敵でした


8月4日
新潟JUNK BOX
この日からMr真悟とのセッションツアーは始まった
なのに何故か俺がスラップ練習していた

Joe様 誕生日おめでとう
青い彗星をお譲りしました


8月6日
金沢AZ
やはりライブハウスと言うと楽屋に 壁は勿論、天井 トイレまで
バンドの落書き、サイン等 所狭しに渡り書きなぐられているものなのだろうか

俺はその無数の筆跡の中 発見した。
デーモン小暮閣下の筆跡を。

それが本物の筆跡なのかは今考えれば疑問だが、それだけでこの日
胸の鼓動は高鳴りを止めなかった。 


8月7日
名古屋ELL
大好きな箱
何よりもこの日とても俺の出したい音を理解してくれているスーパーPA山本さんと
名古屋に限り一緒に仕事して頂ける事を知った
新しい楽器に変えてから初めての仕事だったので
少しだけ不安だったが相変わらず素敵な仕事をしてくださいました
是非今後とも宜しくお願いします

空き時間に大須観音辺りをウロウロノソノソしていた
短い時間だがとても有意義な時間を過ごせた


8月8日
大阪BIGCAT
ここに来るたびにあの日の事を思い出す
そしてあの日と同じくここ大阪は熱かった
その辺りからあれは「神」だと気付き始めた


8月10日
博多DrumBe-1
社長お手製カレーが大変美味でした
Selmの椿くんと沢山お話しした
自身も所属しているギタリスト会のSIZNA氏に続き 会長的存在である
Diezelに興味を抱いた一日であった

8月11日
岡山へ移動
別れは残酷
熱帯夜 少しだけ考え込んでしまった


8月12日
岡山IMAGE
リハを終えてから部屋に戻りTVを見ていた
ローカルなチャンネルはどうしてこうも楽しいのか
見終えた後ずっと体調が悪かった
この日辺りから本格的に体調を崩し始めたのではないだろうか

音はやっぱりこうだよねって瞬間が何度もあって
自分が其処にいる意味を感じれた一日


8月13日
東京帰省
盆のため帰省ラッシュ
渋滞が酷く疲労困憊の中
運転頑張ってくれて有難う
ツアー前半戦終了


8月16日
仙台JUNKBOX
悪夢はやっちまった…の一言から始まった
仙台には魔物が棲んでいる
今年厄年なのも関係しているのだろうかと思う程にやらかしてしまった
遅刻厳禁!!

回を増す毎に Mr真悟 とのセッションは温度を上げていく
もうエフェクターなんかいらないんじゃないのかなと感じた一


8月17日
移動日
電車 飛行機 タクシー
うわー わっしょーい
タイハーラー


8月18日 
札幌KRAPS HALL
地方最後のライブ
カポタスト活躍(寡黙)
VOXの温度は最高潮に達していた
届けたい理想の形に段々近づいてきた


8月20日
ギタリスト会会長SIZNA氏の誕生日
おめでとさんです

8月21日
渋谷ON AIR EAST
ツアー最終日
一瞬何かで前が見えなくなった
何が良くて何が悪いかなんてこの日はどうでもよかった
ただ音だけで それぞれの何かを伝えられたと思う
それがこの日は全てだった


このツアーに関わった全ての人達にとても感謝しています
とてもありがとう






第13回 (2009.08up)

ご機嫌如何でしょうか

今回Heroineと称された音の結晶が発表されてからとゆうもの
普段仲良くしてくれている友達や関係者から賞賛の声を頂いて
すごく感謝でいっぱい

まあ逆に楽曲に対しての悪意ある言葉も貰った
どんな意見でも本当の気持ちを聞かせてくれるのは嬉しいけれ
悲しい事にそんな輩に限って絶対に自分が誰なのかは明かさないんだよね

買った事後悔させてごめんなさいね
言いたい事は色々あるけれど 
それは肌に合わなかったという事だね
それはそれでいいと思うよ

体裁や立場に囚われて本音で発言できない大人には絶対になりたくないな
最悪の嘘をついて幸せなフリしてるのが大人だなんてなれないし なりたくない

そんな嘘を皆誰しもが求めているのかな
頭悪いから俺にはよくわかりません

ライブでのとある事情によりアンプが使えなくなってしまった

が堕ちる事は無い

精神的なもの以外では朽ち果てないものは大概存在しない世界
対話するのに必要なものは手段や機械でなく意思だけで充分なはずだ

とにかく早く元気になって戻ってきなさい


先日は代官山UNIT
the studs のライブを拝見しに。

鋭角的な速度でアドレナリン全開なギターの存在感
音が放たれた瞬間に まるで忘れてしまう程 それに溺れ酔いましたね

素敵な音を聞くと 自然と口角は上がり それは溢れてしまうものだ
テレキャスとは ザクザク切り刻んでいくのがセオリー 

代官山でのライブの何日か前に酒を交わしたのだが
やはり刺激的だった

”幸い僕等には不満がある
それすら無くなれば生きたまま化石になる”

素敵な一節ですね

写真はその夜の宴での瞬間

楽しかったんだ
だから笑ってるんだ




〜aieさんと



第12回 (2009.07up)

近頃一日の三分の二は
布団の中に滞在しているのではなかろうかと思う程に睡眠している事がある
大概そんな日は何をしても虚無感でその体全ての空洞がいっぱいになるのがお決まりだ

欝陶しい暑さにも少し慣れてきた頃 無性に渇いた喉が体が
アレを欲しているのを理解する前に本能の全てで
俺の足は漫画の様に渦巻きを描き走り出しコンビニに向かう

そして手にしたソレ

俺はあの感覚を忘れてない
歯医者なんてもう何年も行ってない程の俺でも
知覚過敏は100%
気にも止めず ソレを噛み締める
種が1番好きだ

最高のクオリティーを一昔前から今でも保っているなんて
だからあのCMはカバをキャラクターに起用しているのだと
あの頃 気づかなかった事を今更に再確認した


スイカバー愛してる





第11回 (2009.07up)

世の中矛盾で出来ていると

言っても過言ではない

コンビニエンスストア

今やECOだか なんやかんや

世間は叫んでいるが

それよりもまず食物の廃棄制度を見直した方がいいと思う

過剰に発注し売却できる規定時間を過ぎれば全てゴミ箱行き

神がいるとしたなら

人間はほとほとこの星を蝕む有害な虫みたいなもんだ

そんな俺も

だから尚更に

我輩は猫になりたい

木天蓼に陶酔したいんだ




第10回 (2009.06up)

私絶賛REC中です

まあ誰かにとって良いか悪いかはどちらでもいいんだ

ただ何年経ってもその音が俺にとって
大事な足跡になるような作品を作るつもりだし
今少しずつ具現化できている気がする

その日大事なひとから貸してもらった悪猫が
闇の中まばゆい光を放ちながら唸りをあげていた

ついついタバコが増える日々はまだしばらく続きそうだ
なんにしたって器用じゃないからさ
今はただ目の前しか見えない
だけどそれもそれで俺だ

あとさ
頂いたthe studsの新しいアルバム

とにかく最高すぎるから聞いたほうがいいと思うよ




第9回 (2009.05up)

ここ何年か
『音楽』に対しての価値や在り方が変わってきているのかなと思う
アーティストと呼ばれる意味を履き違えてる人や
本質ではなく数字でしかそれを見る事の出来ない大人達
様々な想いで音楽を創る人、携わる人は数えきれない程にいるんでしょう
勿論 価値観に違いはあるし色々な価値観があることも知っているし
この文章を綴る事で誰かに価値観を押し付けたりするつもりもない
どんなに嫌われても構わない
アイドルでも芸人でもないし
愛も夢も売った覚えなんかない
勘違いしないで
きっと伝わりにくいだろうけど
その気持ちは音にして
俺は示すから

それだけ


第8回 (2009.04up)

OFF

部屋の明かりをすべて消して
暖色の小さな光を壁に張りつけて
+と−だけで成立させて
そこから生まれた音を録音させる電気だけで
今は必要ない
それはきっと曖昧なものだから

必要のない物は全部捨てた
その瞬間に存在する音を全部パッケージして
小さな光の円を彩ってる最中よぎる

いつもの日常
いつかは変わってしまうもの
不変なき世界なんてないんだって
いつから気付いたのかな
問いただす今も変わり続けて
足下の影はいつもより自分より
先に前にいる
理解されたいと思うことはやめた
それはきっと曖昧なものだから

きょうはOFFにした








第7回 (2009.04up)

少しずつ春の匂いがしてきて

何故なのかわからないけれど少し胸が苦しくなる

出会い 別れの季節と言われる春

人付き合いが苦手な俺だけど.バンドを始め.やっぱり様々な人と出会う機会が人より多い業界に居るだけあって様々な考えを持つ人達と出会えたような気がする

そんな人達への感謝の気持ちを 忘れてはいけないよね

それと

Heroineというミニアルバムを

最高のものにするために

俺の全てを賭けて 今は制作準備をしているよ

今はツアー中だから

はやくテトに会いたいな

todays 「M」usic

Deadman 「this day.this rain」

この曲大好きだ







第6回 (2009.03up)

最近のvelo傾向としては
麻婆豆腐にハマって抜け出せないでいる俺がいる
週2〜3でもOK
本格的な中華料理屋の麻婆豆腐とゆうよりはマルミヤクオリティが望ましい
食し方としては まず麻婆豆腐をおかずとして見るのか
はたまた 麻婆豆腐丼としてご飯とともに食すのか
これは自由であるが筆者としては
俄然 丼推奨。
ショウガとかネギを入れるとなお美味
オススメの麻婆豆腐があるなら是非教えてくれ

俺は普段から自分で料理するのだけれども
料理が出来る女性はとても素敵です

From Velo

today's「M」usic
Copeland 「Should You Return」






第5回 (09.02.25up)

先日 23日に誕生日を迎えた訳ですが
Loft+1とゆう素敵な空間で素敵なバースデーイベントを
素敵な人達に囲まれて素敵な一日を過ごさせて頂いたのです

沢山の人達の暖かさや 言葉 思いに胸が熱くなって
改めて 俺の居場所があるって事に気づかされました
なんて幸せな一日だったんだろうって

何もかも全てがうまく見えなくなる時があって
そこに在る意味を自分が見出せなくなったとき
いつも支えてくれてたのはみんなだったんだね
答えはひとつだったんだ

不器用な人間ですから
言葉で綴るよりも
この気持ちは俺らしく音楽でお返ししようと思う
届けるから待っててね

あの空間にみんなといれたことが幸せでした
来てくれた方、来たくても来れなかった方も
嬉しい言葉と想いを

ありがとう

From Velo

today's「M」usic

BUCK-TICK 「幻想の花」









  第4回 (09.01.03up)

明けました

ハロー2009

去年を振り返ると月並みだけど本当にあっという間だった

自分が作り出した音を色々な人達に色々な形で届けたり

それに対する様々な声を貰えたり

全ての出来事に

嬉しかったり笑ったり尊敬できる方々に出会えたり色々な事考えたり全部消えてほしくなったり

支えられたり支えたり(?)風邪ひいたり事故ったり痛かったり気持ちよかったり

ノイズ放出したり録音したり叫んだり

棄てたり拾ったりの日々で

結局 後悔なく自分らしく在れたので良かったのかな…なんて思う訳。
日々世の中や環境って形を変えてその人にとって良くも悪くもなる場合もあるけれど
自分のなかにある軸というか根元に在る信念に嘘をつかないように生きていきたいな


いつもいつも支えてくれる人達全てに感謝
今年も宜しく。

From Velo

today's「M」usic


KEANE「We Might As Well be Strangers」







第3回 (08.12.01up)

毎日悲しい声は世界中で響いてる

最近TVで見たんだけどこの世から人類が消滅したと仮定して
何がどう変化するのか検証している番組があった
消滅した人類の1万年後には人が作り出した大概の物体は
結局塵となり消えてしまうらしい
その検証を見て感じたのは環境の事よりも
人間の身勝手さがいかに愚かなものかと。
普段ニュースを見ていても常々思う事がある
家族に猫がいるからなのか
特にペット関連のニュースに敏感だ
そもそもペットという概念、名詞は何故生まれたんだろうか
生き物は決して誰かの所有物ではない。金銭でやりとりできる物としての扱いが大嫌いだ
本当に憎いのが虐待したりするやつ
その存在が人間に変わったとしたなら騒ぎだてるだろう?
命の価値を決めるのは誰でもない
動物の売買もクローンも新しい種族の交配もなくなればいい

ただ悲しいな

絵空事なのはわかってはいるが
人間は動物から隔離されればいいと思う

これから先も人はきっと何も変わらないだろうと思う反面
少なからず希望もあると思う
人は何かを傷つけるけど
人は優しくなれるから
難しい事だと思うけれど世の中がいい方向に変わっていければいいのにな



From Velo

today's「M」usic


JUDA    「何も思わない」







第2回 (08.11.01up)

愛してやまないものがある

勿論音楽人なので音楽を愛してはいるが

それに匹敵するほどに愛してやまないものがある

それは家族である愛猫「テト」である

出会いは幼い頃 立ち寄った近所の公園にて滑台の下に

なんと今の時代には考えにくい事ではあるが

宅急便の段ボールの中 毛布に包まれ身を寄せ合う2匹の仔猫がいるではないか

明らかに捨てられている様子だったので迷いなく連れてかえってしまい紆余曲折を経て

新しい家族になる事になった

男の子と女の子一匹づついたんだけれど

オスの「クロ」のほうは発情していつのまにか家出してしまった


時が経つのは早くてかれこれもう10年前になるのかな

長生きしてくれているのでたまに心配なときもあるけれど

海苔が大好きで人懐っこくてなんて愛い奴だろう

これからも元気でいてほしいものだね



From Velo

today's「M」usic


Jaga Jazzist 「Reminders」







第1回 (08.10.06up)

ハジマリマシタ。

Plug様から連載のお話を頂いたので
特にテーマはないがまぁ日々思うことをこのコラムを通じて知ってもらえたりしたらいいね

さて コラム読者の皆様 「My Space」なるサイトご存知?
平たくいうとコミュニケーション媒体なんだか主に音楽を通じて人と交流するサイト で自分の好きな曲や作曲したりしたものをUPし自分のページを持ち
聞いたり聞いてもらったりして交流を深めていく
とにかく音楽に特化したサイトなのだ
主に全世界で普及している為 膨大な音楽人がいるわけでアーティストが試聴を目的として音楽を発信している事が多い
ちなみにMoranのオフィシャルMySpaceは
コチラ↓
http://www.myspace.com/moranonline


公には初告白となるが個人的にプライベートで登録して作曲したものを公開している
様々な人から反応があって嬉しい
海を越え言語を越え 音楽で通じ合える事はなんてステキなことだろうか
そうして刺激を受けたりすることも多々あるし新しい出会いもあるわけだ
世界は広いな
未熟さを思い知らされる

中々忙しさに追われ 大事なこと疎かにしてしまう事がたまにあるが忘れてはいけない

何にしても概念に囚われたくないな
己がアーティストと呼ばれる以上
自分達に誇りを持っている
その在り方をずっと考えていた

考えても 考えても わからなかった

わからなくてもいいのかもしれないな

迷いながらでもいい

歩くのをやめたくないんだ

いかに貪欲で在れるのか

日々自問自答しているのだ



today's「M」usic

Mew 「Wheels Over Me」


From Velo