【第1回】 (2008.07)
ナマステ。DELUHIのギター:Ledaです。
今回からコラムを掲載して頂ける事になりました!
いきなり冒頭の挨拶で「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」、
どれにしようか迷ってしまい、早速手が止まってしまいました。
これでコラムなんて書けるのかって感じですが、
これから暫くの間、暖かく見守ってやって下さい。
ちなみに、“ナマステ”は時間に関係のない挨拶です。
さて、このコラム。僕が読んだ本の中で面白かった物を
独断と偏見で勝手にレビューして行こうかと思います。
言わずもがな、僕は賢者でもなければその道の才人でもありませんので
どうかあしからずご了承下さい。
一応レビューなので一読を促す事もありますが、ガキの戯言と
気にせず、ただの読みモノとして見て頂ければ光栄です。
記念すべき(懸念すべき?)第一回目は…
『I'm sorry, mama.』桐野夏生
この本は、人間の汚い部分…怨みや妬みといった
人間らしい部分がこれでもかと描かれています。
読んでいて心にもやがかかるというか。しこりを残すと言うか。
ストーリーは孤児であったアイ子が大人になり次々と犯罪を犯して行き、
次第にその過去が明らかになって行く…というようなものなのですが、
登場人物が皆個性的で醜い。かなりキてます。
話の途中で主役が変わり、視点・観点が変わるのも面白いです。
しかも、あっけなく殺され、また主役の視点がアイ子に帰還します。
アイ子の報われない過去も見所。
主人公のような人間が実際に存在すると考えるとゾッとしますが、
自分が、誰かが、隔たり無く本当の愛を持って接してあげるべきだと思いました。
まるで偽善的で他愛の無い感想ですが、それは常人の思考で
「普通の愛」に満ちた生活こそ、彼女達が平凡に近づく術なのだと思います。
ちなみに同著者の『グロテスク』という本もお勧めです。
この本の内容をさらに密度濃くした感じです。
その分長いので、読み切るのにちょっと大変です。
以上! 初回如何でしたでしょうか?
初めてなので結構気合入れて書いたつもりですが
今後失速しないように頑張ります!
ナマステ!