【第8回】 (2010.7)


今月のLeda画伯〜











【第7回】 (2010.6)


今月のLeda画伯〜












【第6回】〜番外編〜 (2009.10)


今月のJuri画伯〜




トムソンガゼル。






【第6回】 (2009.10)


今月のLeda画伯〜




おかあさんがあらわれた!!!





【第5回】 (2009.09)




今月のLeda画伯〜


















【第4回】 (2009.02)

お久しぶりです。
お元気ですか?

先日行われたDELUHI1stワンマンは
ソールドアウトの上、大成功に終わりました。

そして早くも2ndワンマンが決定しました。
■ 2009年5月29日(金)■
Shibuya BOXX :“RECLAMATION OF DELUHISM”

皆さん是非見に来てください。

えぇ、今回紹介する本は…


『手紙』/東野 圭吾

大ヒットした本なんですが、それも納得。
この本は本当に沢山の方々に読んで欲しいです。

物語は強盗殺人犯を兄に持つ直樹に向けられる差別をテーマにした話。

自分の学費のために強盗殺人犯になった兄により
たちまち直樹の人生の歯車は狂っていく。
進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに強盗、
殺人犯の弟というレッテルがつきまとい、全てを奪い去ってしまう。

犯罪者の家族への差別。
今、現実として起こっているであろう事実が胸に突き刺さります。
自分も無意識の差別があるかもしれない。
そう考え始めた時、この本は
「差別はあって当然」
と綴ります。
差別を否定する時、それは自分に関係のない時。
自分の身の回りで起きた事件ではそこに差別は存在してしまう。

矛盾がループしますが
この問題の解決は少しでも犯罪をなくす他は無いでしょう。


物語後半に出てくる直樹の勤務先の社長の言葉にかなり胸を
うたれてしまいました。
…君のお兄さんは君の苦しみの分まで償わなければいけないのだと。


テーマが非常に重い為、自分では共感しきれない所も多々ありましたが、
社会が向き合うべき問題がこの本にリアルに描かれています。


ではこの辺で。






【第3回】 (2008.09)

はいさい! Ledaです。

もう3回目! そこで告知!
DELUHI、10月から3ヵ月連続でシングルのリリースが決まりました!

10月…ヴィジュバスリット
11月…マハーデーヴァ
12月…ジャガンナータ

…という3つで1つの作品です! 会心の出来です。

そして第1弾の発売日でもある10月29日に、
DELUHI初主催ライブが池袋サイバーで行なわれます!
どちらもご期待あれ!



そんなこんなで今回も僕が読んだ本の中で面白かった物を
独断と偏見で勝手にレビューして行こうかと思います。
暫し駄文にお付き合いくだされ。


さて第3回目は…

『しゃぼん玉』/乃南アサ

…いやぁ。これは本当に感動します。
僕はこの方の作風が凄く好きです。

背景描写や人の心の中の様子が本当にリアルに伝わってきて、
例えば雨の日の一文を読んでいると
自分まで雨に打たれているような感覚になったりします。


ストーリーは非行を繰り返す青年、翔人が人を刺し、山奥へ逃げてきた際
出会った老婆スマ達の愛に触れて、更生して行く話。

ありがちなストーリーかなと思いきや、
翔人の気持ちの変化の仕方や、周りを取り巻く人々の無垢な性格、
翔人に悪意を包むような愛…、読んでいて本当に優しい気持ちになります。


女性に興味が無いどころか母親の影響で恐れすら感じている翔人が
初めて好意を持った美知の過去や、
スマに金をせびりに帰ってきた息子等…、
善意と悪意の境目に居る翔人の心を揺さぶる展開が素晴らしかったです。

「俺はしゃぼん玉のような存在に過ぎなかった。
どこかに着地したり、誰かと触れ合おうとすれば、
もうそれだけで壊れて消えてしまう」
この一文が凄く心に響きました。


周りを取り巻く環境で人間がここまで変われるのだとすれば、
この本は読んだ人の、たとえどんなに小さな善意だったとしても
思い出させてくれる、引き出させてくれる「環境」だと思います。



僕なんかがこんな事を書くのは本当に恐れ多い事ですが、
本当に素晴らしくて、皆さんに是非読んで欲しいと思うので
書かせて頂きました。
僕も何度も読んでしまいます。



では今回はこの辺で!




【第2回】 (2008.08)

えーナマステ。

かなり遅ればせな感じですみません。

現在、DELUHIはRec真っ只中。缶詰です。
そんな閉鎖された空間にずっと居る中、読書は新たな刺激やインスピレーションを与えてくれます。

2回目となる今回も、僕が読んだ本の中で面白かった物を
独断と偏見で勝手にレビューして行こうかと思います。

さて今回は…


『蛇にピアス』/金原ひとみ

これを読むきっかけはやっぱり芥川賞を受賞したという点でした。
でも読んでみると内容は過激で、凄くアウトローな世界です。

勝手なイメージでは「渋谷系」って感じ(笑)。
こういう作品が芥川賞を獲ったという事が凄いなと思います。

スプリットタン、赤髪、タトゥー…といった若者の文化や性行為のあからさまな表現なんかをどう受け止めたのだろうか?
やはり物議を醸したのではないだろうか?
なんて所を想像してしまいます。

こういった同年代の感性を受け止めてくれた事を嬉しくもあり感慨深くも感じますね。

ちょっと母親に読ませてみようかな?って思っています。


ストーリーは
生きる目的も理由も無いルイがスプリットタンのアマに出会い
その先輩、彫士シバと出会い身体改造にハマッていく話。

一見内容は過激かもしれませんが、登場人物達は本当に繊細で
純粋で、不器用な生き方をしているような気がします。

都会に住む現代っ子を象徴していると言うか。

主役のルイが、アマに出会って徐々に彼に影響されて行く様が印象的でした。
僕も影響受け易いたちなので、その辺の感情の盛り上がり方が凄くリアルでした。

基本ルイ、アマ、シバの3人で話で
ルイの一人称で綴られてきますが、他2人のストーリー外の言動が曖昧で
次の展開が少し想像しにくかったです。
特にアマを殺した犯人の犯行の動機が少し分かりづらかったです。
(ネタバレなのであえて犯人にしておきます)

とはいえ独特の雰囲気があってスピード感もあるので読んでてダルくない!
Deep loveのような世界観が好きな人にはお勧めかもしれません。

また、実写版の映画も公開されるらしいので
小説が苦手な方も同じ感慨を共有出来るんじゃないでしょうか。

実はDELUHIの楽曲でこの小説にインスピレーションを受けて
作った歌詞・曲があるので探してみて下さい。


では、この辺で!






【第1回】 (2008.07)

ナマステ。DELUHIのギター:Ledaです。
今回からコラムを掲載して頂ける事になりました!

いきなり冒頭の挨拶で「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」、
どれにしようか迷ってしまい、早速手が止まってしまいました。

これでコラムなんて書けるのかって感じですが、
これから暫くの間、暖かく見守ってやって下さい。
ちなみに、“ナマステ”は時間に関係のない挨拶です。

さて、このコラム。僕が読んだ本の中で面白かった物を
独断と偏見で勝手にレビューして行こうかと思います。
言わずもがな、僕は賢者でもなければその道の才人でもありませんので
どうかあしからずご了承下さい。
一応レビューなので一読を促す事もありますが、ガキの戯言と
気にせず、ただの読みモノとして見て頂ければ光栄です。

記念すべき(懸念すべき?)第一回目は…

『I'm sorry, mama.』桐野夏生

この本は、人間の汚い部分…怨みや妬みといった
人間らしい部分がこれでもかと描かれています。
読んでいて心にもやがかかるというか。しこりを残すと言うか。

ストーリーは孤児であったアイ子が大人になり次々と犯罪を犯して行き、
次第にその過去が明らかになって行く…というようなものなのですが、
登場人物が皆個性的で醜い。かなりキてます。


話の途中で主役が変わり、視点・観点が変わるのも面白いです。
しかも、あっけなく殺され、また主役の視点がアイ子に帰還します。

アイ子の報われない過去も見所。


主人公のような人間が実際に存在すると考えるとゾッとしますが、
自分が、誰かが、隔たり無く本当の愛を持って接してあげるべきだと思いました。

まるで偽善的で他愛の無い感想ですが、それは常人の思考で
「普通の愛」に満ちた生活こそ、彼女達が平凡に近づく術なのだと思います。


ちなみに同著者の『グロテスク』という本もお勧めです。
この本の内容をさらに密度濃くした感じです。
その分長いので、読み切るのにちょっと大変です。


以上! 初回如何でしたでしょうか?
初めてなので結構気合入れて書いたつもりですが
今後失速しないように頑張ります!


ナマステ!